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カウボーイズ&カウガールズ [イーストウッド]

1月3日
年末に『センチメンタルアドベンチャー』がテレビで放送されているのを見ていたら涙が出てきた。急に『ブロンコビリー』も見たくなったので、ビデオを借りてくる。
前に見たのは十数年前で、当時はイーストウッドを西部劇とかアクションを軸に考えていたので、ウェスタンショーの一座の話を語った『ブロンコビリー』の細部はあまり覚えていなかったが、改めて見てみると素晴らしい映画だ。逃亡兵として逮捕された一座の若者を釈放させるために、デブシェリフに賄賂を渡しながら「あんたの方が俺より早撃ちだ」と言うことを強要されるシーン。一座の苦境を救うため列車強盗を試みるが、全く相手にされないシーン。これらの西部劇の偶像を換骨奪胎するシーンに深く心を動かされることはもちろんだが、それとは対照的に他愛もなく偶像を受け入れてしまう子供たちとイーストウッドとのからみが楽しい。車のドアの把手が拳銃になっているのが効いている。

正月2、3日はなぜか銭湯が午前中しか営業していない。午前中に起きることがまず困難なのだが、どうにかこうにか間に合った今日にしても一日中頭がボーッとしてしまった。


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